「ありがとう」の伝え方(その二・応用編)

前回の「ありがとう」の伝え方(その一・基本編)は大変好評を頂きました。
ありがとうございます^^
今回は引き続き「応用編」として、おとどけしたいと思います。

さて、前回はなかなか会えない、言いづらい、そんな時にどうするか?という内容でした。
今回は一歩踏み込んで、実際に会った時あるいは会うときに「ありがとう」を伝える時を考えていきたいと思います。

伝え方を工夫する

「ありがとうございます。感謝しています。」
それだけでも、十分感謝の気持ちは伝わると思いますが、伝えられたお相手がもっと嬉しいと感じる伝え方があります。
それは、
「◯◯さんがいてくれたから」
「◯◯さんのおかげで」
など、相手を尊重する言葉を付加することです。
そうすることで、ただ単にお礼を伝えるよりも、
「またこの人に何かしてあげたいな」
と思ってもらえるようになるかもしれません。
自分が普段「この人ちょっと苦手かも?」と思ってる方に対してもこのように伝え続けることによって、関係性も深まっていくかと思います。

手書きメッセージやちょっとしたものを添える

例えば、会社で自分の手が回らなくて一杯一杯の時、同僚や後輩にちょっと振っちゃう時ってありますよね。
そんな時は、どうしても「さんきゅ!」って一言で済ましてしまいがちです。
頼まれた方も仕事ですから「当たり前」だと思ってやってくれてるかも知れませんね。
ですが、やっぱりしっかりと「ありがとう」は伝えたいものです。
こういう時は次の休憩時間や仕事終わりで。
最近はコンビニスイーツもバカにできません。
ちょっとしたスイーツなどを、ちょっと凝った付箋(最近の100均も侮れませんよね^^)と共に添えて渡してみるといいかもしれません。
海外では当たり前のように使われている「Thank you card(サンキューカード)」というものもあります。
自分でもテンプレートを使えば簡単に作れますので、常備しておいてもいいと思います。
なんとなく付箋を使うよりも、より心がこもってる感じがしますよね。

本人以外にも伝える

もちろん、ここまで書いてきたように、お相手ご本人にしっかり伝えることが大前提です。
その後、共通の知人や友人などとの話題の中でも、その方への感謝の思いを話してみましょう。
自分の良い評判が立って嫌がる人はいないと思います。
陰口は良くないことですが、良いことはどんどん伝えて良い噂を流してもらいましょう。
もし、ご本人に貴方が感謝の気持ちを持っていることが第三者を通じて伝われば貴方に対しての印象も更に良くなり、この先もっと助けてくれる心強い存在になってくれるかも。
二回に分けて「ありがとう」の伝え方を書きました。
「打算的」と思われる方もひょっとしたらいるかもしれません。
が、「ありがとう」はあくまで見返りを求めるものではありません。
それは貴方に何かをしてくれたお相手も同じだと思います。
「ありがとう」が「ありがとう」の連鎖を生みます。
その連鎖は「笑顔」を生みます。
日々、笑顔で過ごせて、仲間とも円滑な関係を維持でき、そして新たな人間関係も構築できる・・・。
それが「ありがとう」の持つ力だと思います。
gratiaも少しでも、そういった皆さんのお力になれたらと考えています。

Comments